久しぶりに、南フランス・カランク (Les Calanques) で一緒に登った仲間たちと、ヴォージュ山脈(Vosges)の人気エリア Rocher Hans du Lac Blanc へ行ってきました。
ここは花崗岩のマルチピッチクライミングが楽しめる、アルザスでも人気の岩場です。これまで何度か訪れていますが、いつも真夏の暑い時期ばかり。今回は9月。実は、この季節に訪れるのは初めてでした。
えっ、寒い!
ストラスブールの天気予報では最高気温29℃。いつものように暑さを覚悟して向かったのですが、Lac Blancへ到着すると予想外の空気が待っていました。空は曇り。標高約1,200mということもあり、半袖一枚では少し肌寒く感じるほどです。「あれ? ここってこんなに涼しかったっけ?」真夏とはまったく違う快適さに驚きました。
まずはウォーミングアップ
Soleil Vert(5c)→(5b)→ Chloé(5c)m.RP
これくらいの気温だと、本当に登りやすいですね。これまで夏に訪れたときは、暑さで体力を消耗し、花崗岩の繊細なフットワークにも苦戦することが多かったのですが、この日はまったく印象が違いました。岩との一体感もあり、快適に登ることができました。気温が違うだけで、同じルートがこれほど登りやすく感じるとは驚きです。
les larmes de printemps(4b)follow →(6a+)→(6c)m.lead-TO
このルートを登るのは初めてかも?今回は1ピッチ目をフォロー、2・3ピッチ目をリードしました。
- 2ピッチ目(6a+):少しバランスを要求される場面はあるものの、落ち着いてムーブを組めば問題なく登れる内容でした。
- 3ピッチ目(6c):こちらは一転して苦戦。核心で使うホールドを見つけられずフォール。あとで振り返ると、もう少し奥まで手を伸ばせばしっかり保持できたようです。やはり6c以上になると、まだ周囲を冷静に観察する余裕がありません。オンサイトでは視野が狭くなり、ムーブの選択肢も少なくなってしまいます。このあたりは、まだまだ経験を積まなければいけませんね。
夏だけではもったいない岩場
18時前にはクライミングを終え、19時過ぎにはストラスブールへ戻りました。
これまでLac Blancは、「真夏でも涼しい避暑クライミングエリア」という印象を持っていました。でも今回訪れてみて、そのイメージが少し変わりました。暑さが落ち着いた9月は、気温も快適で、花崗岩のフリクションも良く、じっくりクライミングを楽しめます。同じ岩場でも、季節が違うだけでこれほど印象が変わるとは思いませんでした。また秋のLac Blancを訪れて、今度こそ6cをきれいに登り切りたいと思います。
今回の活動まとめ
メンバー: Yves・Thierry・JS.Schmidt
- Soleil Vert(5c)→(5b)→ Chloé(5c)mRP
- les larmes de printemps (4b)follow →(6a+)→(6c)m.lead-TO
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